事務職じゃないんだから

あれはかれこれ20年前くらいでしょうか。
まだ公衆電話にピンクチラシなる物が貼ってあった頃。まだ学生だった私は、興味本位でその貼ってあった番号に電話してみた。
電話のコールがなり、受付らしき男の声が聞こえる。なにぶん初めてなので、勝手が分からない。

ピンクチラシ撲滅!一人暮らしなら実践したいこと
やはりこういうのはまだ早いと思ったが、やはり欲求には勝てない。今で言うデリヘル?になるんだろうか。電話でのやり取りは事務的な話をしただけ。

最後に「どんな子がいいですか?」と聞かれたから、胸が大きい子がいいとだけ伝えた。今、頼むんだったらどうしてるだろう。交渉すればどうこうなるもんではないだろうが、こんな頼み方だったら化け物級をよこされる
羽目になってしまってたかもしれない。ただその時は何も疑ってなかった。知らないというのは怖いものです。強いものです。

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訳も分からず、休憩だけなら5,000円くらいでいいよ、と言われたホテルで女を待つ。
しばらくして部屋がノックされる。緊張の初対面。無知な私は、若くて可愛い子が来ると勝手に思ってた。しかし期待とは裏腹に、若くもなく、可愛くもない子が来た。
胸だけは大きめだったが、そんな引き込まれるようなものではない。こんばんは、とあいさつを済ませ絡み合う。さすがにベテランらしく、スムーズである。だか、しかし、このスムーズが気に入らない。おもしろくない。
事務的なのです。何をするにしても淡々と事が進んでいく。この人には感情があるのだろうか?って思うくらい。

こうして私の風俗デビューは幕を閉じました。ほろ苦い思い出です。